消化器内科
苦痛の少ない内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)検査
内視鏡とは、細い管状のカメラを口などから挿入し、胃や大腸を直接観察する検査機器です。内視鏡検査によって、日本人に多い胃腸のがんの早期発見につながることが多くあります。近年では、機器の性能があがり、苦痛も少なく、10~30分程度でほとんどの検査が終了します。 検査は、「経口上部消化管内視鏡検査(口から入れる胃カメラ)」「大腸内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)」の2つの種類があります。
◆経口上部消化管内視鏡検査(口から入れる胃カメラ)
検査の流れ検査前日夕食は、夜9時までに、消化の良いものをとってください。水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査直前までとっていただいて構いません。
検査当日朝、食事はとらないでお越しください(朝の薬がある場合には指示に従ってください)。
検査中ベッドに左向きになった状態で検査を行います。検査時間はだいたい10分ぐらいです。 内視鏡のモニターを見ながら質問したりできます。 診断を確かめるために、色素をまいたり組織を採取したりすることがあります。
◆大腸内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)
検査の流れ前日、昼・夕食に専用の検査用食事を摂っていただきます。
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前処置として、当日の朝、病院にてに2リットルほどの下剤を服用していただき、腸内の糞便を出して、午後から検査となります。
↓ 検査前に検査の説明をいたします。 ↓ 肛門から内視鏡を挿入して、盲腸までの大腸と小腸の一部を直接観察します。 ↓ 検査は20~30分程度です(個人差があります)。 ↓ もし病変が見つかれば、必要に応じて組織を採取する生検を行います。生検を行った際には検査当日はアルコールを飲まないでください。
留意事項
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