糖尿病内科
受診の目安
- 空腹時でも喉が渇く、頻尿
- 急な体重減少、疲労感が続く
- 傷が治りにくい
- 手足のしびれ
- 血糖値が高いと指摘されたことがある
- 家族に糖尿病の既往歴がある
糖尿病内科では、糖尿病専門医をはじめ、糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師、理学療法士、栄養士などが連携し、一人ひとりの患者さんに寄り添った治療を提供いたします。
糖尿病は、進行すると腎臓、目、神経など深刻な合併症を引き起こす可能性があります。
早期診断により、食事療法・運動療法・薬物療法などを行い、必要に応じて病棟での教育入院も実施しております。
食事療法
糖尿病の治療食は、健康長寿食ともいわれる食事で、他の疾患にも共通して行える食事療法です。
最も大切とされる自己管理が長続きできるよう、やさしく丁寧にサポートします。
運動療法
インスリンに頼ることなく血糖値を下げることができる運動療法は、食事療法に次いで重要な治療法です。
患者さんの状態を考慮しつつメニューを作成し、実践していただきます。
薬物療法
食事療法と運動療法で十分な血糖コントロールが得られない場合に薬物療法を併用します。
薬の使用に不安がある、自分が使う薬はどういう働きをするのかなど、わからないことがあれば、医師や薬剤師に遠慮なくご相談ください。
糖尿病教育入院
糖尿病は「治す」よりも「コントロール」する病気です。
教育入院を通して、食事療法や運動療法をはじめとする、糖尿病と上手にお付き合いする方法を学びましょう。
糖尿病に関する専門的な知識を持ったたくさんのスタッフが、患者さん一人ひとりに合った目標を立て、できることを一緒に考えながら治療をサポートします。
標準的な糖尿病教育入院スケジュール
肥満症薬物療法専門外来
肥満は過剰な脂肪の蓄積により体重が増え、さまざまな健康障害をもたらします。
2024年2月に通常の健康保険診療で投薬できる肥満症治療薬ウゴービ(一般名 セマグルチド)が販売されました。
診療の条件 |
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投薬には、肥満の程度に加え、肥満に関連する疾病があるか、肥満症を専門とする医師や医療施設の資格などが定められています。 ウゴービの適応は糖尿病、脂質異常症、高血圧症のいずれかの治療中で、食事・運動療法を行っても十分な効果が得られない下記の場合です。 |
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●体格指数(BMI 体重÷身長(m)÷身長(m))が27以上で、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する |
<体格指数計算方法> (例)体重78㎏、身長170cm 78÷1.7÷1.7=27(体格指数) |
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●または体格指数が35以上 |
体格指数が35以上の肥満がある方には、食欲抑制薬マジンドール(一般名 サノレックス)による治療もあります。
当院では、下記の日程で日本肥満学会認定肥満症専門医が肥満症を診療しています。
お電話での診察予約を随時行っておりますので、病院代表(0570-00-4151)より医事課へお問い合わせください。
2025年の予定(いずれも午前9時から11時) 5月10日(土)、6月14日(土) *7月以降の日程は改めてお知らせします。 |