委員会
■接遇美化向上委員会(略称:接遇委員会)
この委員会では、①あいさつ ②言葉づかい ③身だしなみ ④におい ⑤美化(掲示物)という5つのテーマに取り組んでいます。①では「全ての人に、自らすすんで、顔を見て、笑顔で、はっきりと」をルールにしています。あいさつが特に素晴らしい職員を年に2回2名ずつ選出し、ベストスマイル賞として表彰しています。また②では「親愛と尊敬」をテーマに掲げ、患者さんの尊厳を損なわない医療・看護・介護に努めています。⑤については、全ての掲示物に掲示期限を明記することや、画鋲やセロハンテープを使用しないことなどをルール化しました。
ベストスマイル賞
■災害対策委員会(略称:災害委員会)
この委員会では、①火災の予防と発生時の対応 ②地震や台風といった自然災害への対応の2つを主な目的としています。①については、年2回の避難訓練を実施しています。また、それ以外にも落雷・停電や噴火・降灰についても取り扱います。次年度からは、侵入や盗難といった「人災」に対するセキュリティも扱います。
避難訓練
■安全衛生委員会(略称:衛生委員会)
この委員会では、①職員の健康 ②労働衛生環境整備の2つのテーマを主に扱っています。特に①を身体的健康と精神的健康(メンタルヘルス)に分け、前者については、腰痛対策講習やメタボ対策食事指導講習、警察による交通安全講習などを、後者については、満足度調査やストレスチェック、メンタルヘルス講習などを行っています。
交通安全講習会
■褥瘡委員会
褥瘡とはいわゆる「床ずれ」のことです。この委員会では、①褥瘡の発生予防と、②褥瘡発生時の治療・対策について日本褥瘡学会認定士の看護師を中心に、病棟における毎月の褥瘡発症率や褥瘡有症率を見ながら、ケースカンファレンスを行っています。①については、褥瘡発生リスクが高い患者さんには、褥瘡予防ができるように栄養状態の改善や除圧マット等の対策を検討します。②については、褥瘡有症患者さんや褥瘡が発生した患者さんには、早期治療に向けての援助ができるように薬剤やフイルムドレッシング材の使い方等を検討します。また、委員が習得した正しい知識や技術を全体に浸透させるために研修会も行っています。
■身体拘束対策委員会
身体拘束とは、「本人の意思に関係なく体や行動の自由を制限されること」です。平成12年4月から介護保険法が施行され、介護保険施設等における身体拘束が原則禁止されました。この委員会では、「身体拘束廃止の指針」に従いながら、「緊急で止むを得ない身体拘束」に関する事例を通して検討を繰り返し行い、身体拘束ゼロ(身体拘束のないケア)の実現に取り組んでいます。